優しい甘さが魅力的。紀ノ国屋の「いちごバター」を食べた感想。


たまたま入った紀ノ国屋の店頭に、自信たっぷりに陳列されていた「いちごバター」と書かれた瓶。これは何だろう?ということで、試しに買ってみることにしました。

「いちごバター」といえば、人気なのは成城石井

買ってから調べて知ったのですが、「いちごバター」といえば、成城石井のものが大人気だそうですね。成城石井の公式サイトを見ても品切れで入荷待ちとなっていて、入手困難な大ヒット商品となっているようです。しかも紀ノ国屋の「いちごバター」が140gで税抜き630円なのに対して、成城石井のものは270gで税抜き699円。紀ノ国屋の半額近いコスパの良さです。

でも逆に考えればグラム約2.6円の成城石井よりも、グラム4.5円の紀ノ国屋の方が、高い分だけ美味しいはず! と、前向きに捉えることにしましょうw




イメージは、ホテルの朝食バイキングに出てくる「アレ」の高級版

さて、そんな紀ノ国屋の「いちごバター」の見た目は、いたって普通の瓶入り苺ジャム。しかし、よく見るとジャムの色がほんのりピンク色をしています。そう、「いちごバター」という名前でネタバレしている通り、これは苺ジャムとバターを混ぜた商品なのです。苺の赤さとバターの白さでピンク色になっているのでしょう。紀ノ国屋曰く『口の中でとろけるバターにフレッシュないちごの酸味が引き立ち、濃厚なのに後味すっきりの食感も愉しめるスプレッド』なのです。


ところで、苺ジャムとバターの組み合わせで思い出すのは、ホテルの朝食バイキングなどでよく見かける「アレ」。真ん中で2つに折ると、苺ジャムとバター(マーガリン)がいい感じに出てくる「アレ」です。(※ちなみに、「アレ」の正式名称は「ディスペンパック」というようです。)


※アレとはコレ↓


乱暴に言っちゃえば、これを最初から混ぜて、瓶に入れて高級にしたのが、「いちごバター」なのでしょう。高級なだけに、原材料に使われているのは、信州産の苺と国産バター。紀ノ国屋らしいこだわりですよね。きっと「アレ」を、もっと美味しくしたものに違いありません。

そんな予想をしつつ、早速パンに塗って食べてみることにしました。



角のない上品な甘さが、なるほどの美味しさ

バターが混ざっているので苺ジャムよりも少し硬いのではないかと予想していたけれど、スプーンですくってみると、普通のジャムよりもむしろ柔らかいほどの滑らかさ。トーストしていないパンにも、するするっと簡単に塗れます。そう言えば『口の中でとろけるバター』と謳われていたのを思い出しました。


ちなみに開封前は常温保存。開封後は冷蔵庫で10℃以下の保存となります。この柔らかさなら、冷蔵庫から出してすぐでもパンに塗って食べられるので、時間のない朝にも嬉しいですよね。


さて、肝心の味ですが、ぶっちゃけて言えば、苺ジャムですw 商品名は「いちごバター」ではありますが、バター感は思ったほどには強くなくて、ほぼ苺ジャムの味です。とはいえ、普通の苺ジャムが刺すような強い甘みだとすると、舌への刺激が少ない、まろやかで優しい甘さです。さすがは上質な国産原料にこだわっただけあって、朝食バイキングに出てくる2つ折りの「アレ」とは明らかに違う、お上品な味です。


ふむ。なるほど。これは確かに美味しいです。ただし、もっとバター感が欲しい人は、「いちごバター」を塗る前に、パンにバターを塗っておいた方がいいかもしれません。

・・・って、それなら、普通にバターと苺ジャムでいいですねw

とはいえ、スプーンひとつで、ほんのりバター風味の優しい甘さを楽しめるのは、非常にお手軽です。トーストの上でバターが溶けるのを待つ時間が必要ないのも便利ですよね。



といった感じで初体験した「いちごバター」。大人気な成城石井の「いちごバター」は、さらに美味しいのでしょうか。ブームが落ち着いたら、食べ比べてみないといけませんね〜。
この記事をシェアする
  • B!

▼今週の人気記事

スピーカーのエッジ交換に挑戦!破れた穴を自分で修理してみた!

【DIY】切れて困ったプリーツ網戸を、ロール網戸に枠ごと交換してみた

覚えておくと安心。街中の無料充電サービスを、新宿高島屋で使ってみた。

おしぼり人形の作り方

インクカートリッジを替えても薄い、シャチハタ印鑑の復活方法!

トイレをDIYでタンクレス風に大改造 ~その1 部品作成編~

パソコンの画面をChromecastでテレビにキャスト!