【ブログのタイトルはどう決める?】タイトルは、一番目立つキャッチコピー


ブロガーの皆さん、ブログのタイトルはどうやって決めましたか? 他にはないタイトル、インパクトのあるタイトル、覚えやすいタイトルなどなど、どんなタイトルにしたらいいか悩みますよね。そこで、僕のブログタイトルがどうやって決まったかを、ご参考までに紹介してみます。

国産車のデザイン採点ブログ「かっこいいですカ〜?」

僕が最初に作ったブログは、国産車のデザインを採点するブログ、「かっこいいですカ~?」です。

いえ、正確にいうと、「かっこいいですカ~?」は、2001年から2008年にかけて、ウェブサイトとして書いていたものです。時代がウェブサイトからブログに移るのに合わせて、その記事を2012年2月25日から2年ほどかけて、のんびりとブログに転載しました。ちなみに、ブログ化してからの新記事はありません。つまり、記事の執筆自体は2008年から止まっている、完全な休眠ブログですw


とはいえ、今年になってからブログのデザインテーマを新しいものに変更したり、画像をウェブサイト時代よりも大きなサイズのものに差し替えるといったメンテナンスはしてみました。せっかく頑張って書いたんだから、無理やり延命させている感じですね。


このブログのコンセプトは、国産車のデザイン採点。採点といっても、あくまでも素人目線でのかっこよさに点を付けるという、デザイン知識要素皆無の、非常にいい加減なブログですw

というわけで、このブログのタイトルは一目瞭然。「かっこいいですか?」という言葉と、車の「car」を掛け合わせたものです。車のかっこよさを採点するというブログのコンセプトを、ダジャレにしただけです。でも、この語感のダサさがブログのいい加減さとマッチしていて、個人的にはなかなか気に入っています。

でも、タイトルでなんとなくブログの内容がわかる点、そして比較的覚えやすいという点では、悪くないネーミングだと思っています。



映画の感想ブログ「140文字映画レビュー」

140文字映画レビュー」は、「かっこいいですカ~?」よりも少し早い2012年2月20日に公開を始めた、映画の感想を140文字で書くブログです。なぜ140文字なのかと言えば、元々Twitterの鍵垢で書いていた感想を、ブログとしてアーカイブ化したものだから。なので、感想だけでなく、映画のタイトルや星評価までも含めての140文字です。


これもタイトルでブログの内容を言い切っている点、比較的覚えやすいという点では、なかなか気に入っています。しかし、140文字という縛りを設けたお陰で、とにかく内容が薄いですw 140文字では読む価値のある情報量を持った感想は書けません。あまりの内容の薄さに、アクセスは限りなく透明なブルーです。見えないけれどもあるんだよ、というか、存在しているんだけれども、誰にも見えていない状態ですw

まあ、このブログは自分自身の鑑賞記録としての側面が強いので、それはそれでよいかなとも思っています。140文字とハードルを低くしているお陰で、細々とながら今まで続けられてきたというメリットもあります。それに、映画のレビューサイトは、本格的な記事を書く方がたくさんいるから、文字数を増やしても、どのみち太刀打ちできませんしね。


とはいえ、悪い意味でも自分を縛っている点で、ブログのネーミング、というか、コンセプト自体が、あまりよくなかったかもしれませんね。



内容ごった煮の雑記ブログ「こーじのぶろぐ」

それまでに書いたものの再利用で始まった2つのブログから、少し遅れた2012年3月10日に公開を始めたのが、この「こーじのぶろぐ」です。

なんでしょうか、この何のひねりもないブログタイトルはw 「こーじ」という人が書いたということ以外、どんな内容のブログなのか、皆目見当が付きません。このタイトルを見て、「こりゃ面白そうなブログだぞ」なんて思う人は、この世に一人もいないはずです。

もっとも、最初の頃の記事を見ると、「人間の顔に見える建物を探してみよう!【シミュラクラ現象】」「くるくる最強伝説!」「僕とSiriときゃりーぱみゅぱみゅ」など、書いた人の頭を疑う、意味不明の記事タイトルが並んでいます。ブログのタイトル以前に、記事の方向性がまったくもって不明です。


そう、このブログに関しては、コンセプトもなにも無く、単に書きたいものを書く場所が欲しいだけというスタートだったのです。だから、ブログのタイトルにもコンセプトがまったく含まれていません。無いものは含みようがありません。文字通り、「こーじ」という人が書いたブログというだけの意味なのです。「書きたいものがあるからブログにしてみよう」「ブログを作るからにはタイトルが必要だぞ」「うーん、面倒だから、こーじのぶろぐでいいや」という感じで、たぶん1分もかからずに適当に決めたタイトルです。


そんな経緯だから、他の2つのタイトルは変えようと思ったことがないのに対して、この「こーじのぶろぐ」に関しては、定期的に変えたい気持ちが湧き上がります。でもブログとして決まった方向性がないから、結局はいいタイトルも思い浮かばずに、また月日が経ち、といった調子で今まで来てしまいました。



ちなみに「こーじのぶろぐ」をGoogle検索すると、Google先生が「もしかして: "こーじのブログ"」と気を利かして「ぶろぐ」をカタカナの「ブログ」に変えて検索してくれます。

その結果、表示されるのは、どこまでもひたすら続く幾多の「こーじのブログ」。無限こーじのブログ状態です。一応、ダブルコーテーションを付けて全てひらがなの「"こーじのぶろぐ"」で検索すれば1番目に出てくるのですが、そんなことをする人は皆無でしょう。それにしても、世の中の「こーじ」の皆さん、ブログのタイトルを考えなさすぎですw


と、何の意味も無い上に、個性も無いという、「こーじのぶろぐ」というタイトル。悪い例のいい見本になっています。

あ、でも、ある意味、「コンセプトが無い」という、ブログの内容を表してはいるかもしれませんね。



ブログのタイトルは、一番目立つキャッチコピー

そんなわけで、僕のブログタイトルの決め方は、基本的にブログのコンセプトありき方式です。コンセプトがあれば、それを説明することで、自然とタイトルが浮かんでくるのではないかと思います。コンセプトを説明しているのだから、ブログの内容を表す、一番目立つキャッチコピーの役目も果たしてくれます。

一方で、「こーじのぶろぐ」のようにコンセプトが決まっていないブログの場合は、このやり方はあまり上手くいきません。タイトルで表すべき目標がないのだから、当たり前です。

その場合は、内容とは関係なくても、何か心に引っかかるような印象的な言葉であったり、全く新しい造語を作ってタイトルにするのも、ひとつの手でしょう。ただし、その方法でネーミングに成功するには、それなりのセンスが必要そうですね。



タイトルは、どんなブログなのかの判断材料

僕のブログのタイトルは、アクセスを集める意味では、たぶん全然ダメです。「こーじのぶろぐ」で検索する人などいないのは当然として、「かっこいい カー」や「140文字 映画 レビュー」なんて言葉で検索する人も、まずいません。本気でアクセスアップを目指すなら、検索されやすいキーワードや、人の目を惹くキーワードを入れた方が絶対に有利です。タイトルを無駄にする手はありません。


例えば、「140文字映画レビュー」なら、もうすぐ1000レビュー! 140文字でまとめた映画の感想だとか、

かっこいいですカ〜?」だったら、あなたの愛車はかっこいい? 国産車のデザインをズバリ採点!にしてみたり、

この「こーじのぶろぐ」だって、中年サラリーマンがアフィリエイト収入に挑戦! 雑記ブログで生活できるか!?

なんてタイトルに変えた方が、きっと検索にかかりやすいし、人の興味も惹くでしょう。ブログの内容だって、今よりさらによくわかるはずです。

とはいえ、そこは人それぞれ。広告収入を目指したブログであれば、アクセスアップを徹底的に狙ったタイトルにするべきだし、そう思われたくないブログであれば、キーワードを詰め込み過ぎるのは、むしろマイナス方向の印象を与える結果になるでしょう。


付け方次第では、そうした運営方針までなんとなくわかってしまうのが、ブログのタイトルです。何しろ、一番目立つキャッチコピーなんですから。タイトルでどんなブログなのかを伝えられているか、どんなブログだと思われるか。そんなことも考えながら、愛着の持てるタイトルを決められるといいですね。

(おしまい)

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