トイレをDIYでタンクレス風に大改造 ~その2 塗装編~


殺風景なトイレをタンクレス風に改造しよう!ということで、前回で必要な部品は揃ったので、今回は表面にペンキで塗装をしていきます。

ペンキを混ぜて色を作る 

家族の希望もあってブルーグレー系にすることは決まっているのですが、どんなブルーグレーにするか、まずは絵の具でいろいろ試してみました。



イメージはだいたい掴めたので、いざ、東急ハンズへ! ペンキの良しあしは分からないので、色の気に入ったこちらの水性塗料を2色購入。見た目もかわいいです。



余ったシナベニヤに試し塗りをしてみます。下段左側が青みが強い方のペンキ。右隣はグレーっぽい方のペンキです。青い方だとちょっと鮮やかすぎるし、グレーの方は少し地味。というわけで、2つを混ぜた下段右端の色に決定です。



紙皿で2色のペンキを、ほど良く混ぜます。楽しいな。



いざ塗装! 

ガンガン塗っていきますよ! 見た目だけで適当に選んだ塗料ですが、筆で塗っても全然ムラにならなくて、すごく塗りやすいです。これは大正解。1度塗りでもいけちゃいそうですが、念のため乾いてから2度塗りしました。紙皿のペンキは、水分が足りなくなったら水を足せば復活します。



フレームは前面パネルの隙間から見えそうな部分だけ塗りました。引き出しも前面だけ。家庭用だから、これで良しとしましょう。



横着して養生とかなしで塗ったので、引き出しの取っ手にもペンキが付いちゃいました。でも、この素材にはペンキが乗らないらしく、乾いてからセロテープでペタペタすると、取っ手部分のペンキだけが簡単に剥がせました。助かったw



一方、蝶番に付いたペンキはセロテープでは剥がれません。金属ならなんでも剥がれるわけではないようです。仕方ないので、こちらはいっそ全体を塗ってしまうことに決定。こうした柔軟さがDIYの醍醐味ですよね。多少の失敗は「味」という言葉で済ませられますしw 「味」っていい言葉だなぁ。



塗装完了 

塗装が完了したので、改めて全パーツのご紹介です。



まずはフレーム。後での取り外しが簡単になるよう、左右分割式です。



トイレ内のいろいろなものを避ける関係で角材の向きがいろいろだったり、巾木の部分をカットしたりと、作りながらの修正がなかなか大変でした。



前面パネル。こちらも後での取り外しを考えて左右分割式になっています。左上部は引き出しを入れる穴。右上部は洗浄レバー操作のための窓。その下の扉は掃除道具入れです。蝶番は先述の通り全体を塗っちゃいましたが、問題なく開閉できます。



引き出し。前面の木ネジの頭は蝶番同様にペンキで塗ってしまいました。仕上がりの統一感が気になる方は、塗らない部分をちゃんと養生した方がいいですね。というか、普通は養生しますねw



天板と天板を載せる2本の梁。こちらは塗装はなし。どちらも固定はせず、フレームに載せる仕組みです。

ということで、塗装も完了! 次回は実際にトイレに設置してみます。




▽今回の経費(税別)
・水性ペンキ 2個 2,786円
・水性ペンキ用の刷毛 604円

前回と合わせて、だいたい15,000円くらいかかっていますね。 こういうDIYネタって、「100円ショップの材料だけで~」といった方が絶対うけるので、この時点でもう失敗ですw

(おしまい)


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