木の枝とLED電球で、フロアライトを手作りしてみた!
照明のなかった、我が家の中和室
数年前に天井照明をシーリングファンに変えて以来、一切灯りのなかった我が家の中和室。写真で見たファン下部の白いドーム部分を常夜灯だろうと思い、寝るだけの部屋だからそれで充分と思って買ったものの、なんとそれはリモコンの受光部でしたw
このファンに取り付ける専用照明も売っているんだけど、ネットで見ても4万円から6万円くらいと驚きの価格。とてもじゃないけど買えません。
そんなわけで、室内照明と常夜灯を兼ねたフロアライトを手作りしてみることにしました。
ベランダに放置してあった木の枝を利用
まず用意したのは、何年も前からベランダに放置してあった木の枝。どこで拾ったのかも覚えていないけれど、この日のために捨てずに取ってあったんだな~w皮をざっくりと剥ぎ取り、紙やすりでひたすら磨きます。80番→180番→800番と紙やすりの目をだんだんと細かくしていき、木肌がすべすべになるまで、ひたすら磨きました。
土台はコルクレンガ
次に用意したのはコルクレンガ(コルクブロック)がふたつ。ブロックの合わさる面にも、接着しやすくなるようにボコボコと小さな穴を開け、、、
すべすべになった枝を真ん中の穴に挟み、木材用のパテ(ウッドエポキシ) とボンドでふたつのコルクブロックを接着。このまま一晩乾かします。
一夜明けたら、固まったパテのはみ出た部分を彫刻刀で削り落とします。
乾いたパテが白かったので、絵の具でコルクっぽい色を塗りました。イマイチ合わないw
枝に照明を取り付けます
次に、枝の先端部分に木ネジを3つほど挿します。ここで電球ソケットと延長コードが登場。針金を3本ほどぐるぐると巻き付けます。
延長コードに巻き付けた針金を、枝の先端に挿した木ネジに固定します。ぐらつかずにしっかりと固定できたら、ソケットにLED電球をセット。今回用意したのは、パナソニックの明るさ切り替え式のLED電球。廊下用と書いてあるけれど、温かみのあるオレンジ系の「普段のあかり」と、常夜灯代わりになる「深夜のあかり」の2段階に切り替えられる便利な電球です。
それでは「普段のあかり」で点灯してみましょう。うわっ、めっちゃ眩しいw
でも室内照明としてはこれでOK!
「深夜のあかり」にチェンジ。お、いい感じ。
そのままでは電球むき出しで味気ないので、試しに電球にトレーシングペーパーを巻いてみました。うん、なかなかよさげ。とはいえトレペでは熱での発火がちょっと心配。明るい「普段のあかり」の方でも電球の発熱はほとんどありませんが、念のため耐熱性のある紙を使うことにします。
照明の傘を作成
ちらしやコピー用紙でいろいろな形状を試行錯誤した結果、3つの大きさの扇形を繋げたような型紙を作りました。(上に写っているのは練習用のミニチュア版。)この型紙をノーメックス紙という耐熱性のある紙に当てて、、、
ノーメックス紙の傘を取り付けてみます
切り抜いたノーメックス紙をフロアライトの先端にくるくると巻き付けるとあら不思議。3段階に濃淡のあるランプシェードになりました! 一番上の明るいところは紙1枚。2段目は2枚重ね。3段目は3枚がくるくると巻き重なっています。巻いたあとは瞬間接着剤で止めました。「深夜のあかり」モードだと、ほんのりな明るさ。目に近い低い位置は暗い方がいいかなと、下に行くほど紙が重なり暗くなるようにしてみたのです。
巻き付けた紙は、落ちないように木ネジをストッパーにしました。
手作りフロアライトの完成
全体像はこんな感じ。うん、いいんじゃないかな。「深夜のあかり」モード。これで真っ暗闇な寝室ともお別れです。
布団に入って見上げた様子。予定通り下への光が抑えられたので、常夜灯としても大成功です!
ちなみにかかった費用は
- 枝:0円
- LED電球:3,980円
- コルクブロック(2個):1,240円
- ウッドエポキシ:600円
- 電球ソケット:380円
- 延長コード:498円
- 紙やすり(3個):148円
- ノーメックス紙:2,052円
- 送料等:600円
- 計9,498円
思ったよりは高くついたけれど、シーリングファンに取り付ける専用照明を買うよりは、はるかに安く済みました。特に難しい技術や道具は不要なので、工作好きな人なら楽しみながら作れると思いますよ♪
(おしまい)
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