【東京から電車で日帰り旅行】宇都宮は餃子と大谷石のワンダーランド
『宇都宮』といえば、言わずと知れた餃子の聖地。でも「餃子しかないんじゃないの?」などと思っているなら、それは大間違い。他にも見所たくさんの楽しい街なのです!
2階の照明器具。レトロで素敵。
2階の窓硝子。細かな模様がかわいい。
真っ直ぐ伸びる畳の縁が美しい。
大谷石の外壁。古い建物は結構いろいろ見ているけれど、100年クラスなのに劣化を全く感じず、こんなにしっかり建っているのは珍しいかも。極太の大黒柱や梁のお陰でしょうか。
5店舗の餃子大集合! 写真を撮る前に一部食べてしまったのは、ご愛敬。食べ比べが楽しい♪
張り出した岩壁の下に埋まったような大谷寺の姿も、一見の価値ありあり!併設された宝物館には、ここで出土した縄文時代国内最古という、ほぼ完全な人骨(本物)も展示されています。
大谷寺の日本庭園。新緑が眩しい。
庭園のカエデ。夏のような陽射し。
御止山(おとめやま)からの眺め。岩と緑の見事な景色です。
展望台からアップの1枚。後ろの山よりも高く見えます。
垂直に切り取られた岩山が大迫力!
途中に停めてあった古そうなトラック。おそらく、かつて石の運搬に使われていたのでしょうね。
大谷石を切り出した跡。もうすぐ資料館に到着です。
資料館に到着!年間平均気温8度という冷んやりした地底空間を目指し、深い階段を降りていきます。
3.11の震災後は2年ほど安全確認のために閉鎖していたのですが、2013年4月に再オープンしたそうです。どんどん潜ります!
中はとにかく広いです。ひたすら広いです。人間がこれほどの地下空間を彫ったなんて凄い! うちの子どもは、途中までここを神殿だと思って見ていました。
人の手で掘った岩肌。ここから切り出された大谷石は、旧帝国ホテルの外観・内観などとしても使用されていました。
そんなわけで、前日夜に思い立って、ほぼ無計画で訪れた初宇都宮。餃子を食べて、地上と地下に広がる大谷石の世界を堪能してと、予想以上に満足度の高い一日でした♪
宇都宮駅から出発
はーるばる来たーぜ宇都宮! 駅前はなかなかの都会。駅の近くの『旧篠原家住宅』
まずは駅の近くにある、宇都宮を代表する旧家のひとつ『旧篠原家住宅』へ。明治28年に建てられた建築は、黒漆喰と特産の『大谷石』を用いた外壁が見どころです。2階の照明器具。レトロで素敵。
もひとつ照明。こちらもいい感じ。
2階の窓硝子。細かな模様がかわいい。
真っ直ぐ伸びる畳の縁が美しい。
大谷石の外壁。古い建物は結構いろいろ見ているけれど、100年クラスなのに劣化を全く感じず、こんなにしっかり建っているのは珍しいかも。極太の大黒柱や梁のお陰でしょうか。
お昼は観光客御用達の「来らっせ」で餃子
お昼ご飯は、もちろんここ。いろんな宇都宮餃子を一度に味わえる『来らっせ』には、常設の5店舗が集まったエリアと、日替わり店舗のエリアがあります。入ったのは常設エリア。5店舗の餃子大集合! 写真を撮る前に一部食べてしまったのは、ご愛敬。食べ比べが楽しい♪
「大谷寺」と「大谷観音」は絶対見るべし
バスに乗って約30分。次に向かったのは、縄文人が住んでいた大谷石の窪みに建つ『大谷寺』。弘法大師が壁面に直接彫ったと伝えられる千手観音像を囲むように建てらたお寺です。この千手観音像は、なんと、平安時代に作られた日本最古の石仏なのだそうです。撮影禁止なので写真はないけれど、この石仏は必見です!張り出した岩壁の下に埋まったような大谷寺の姿も、一見の価値ありあり!併設された宝物館には、ここで出土した縄文時代国内最古という、ほぼ完全な人骨(本物)も展示されています。
大谷寺の日本庭園。新緑が眩しい。
庭園のカエデ。夏のような陽射し。
「御止山(おとめやま)」にも登ってみた
大谷寺の裏手にある『御止山(おとめやま)』にも登ってみました。岩肌の苔に見惚れます。御止山(おとめやま)からの眺め。岩と緑の見事な景色です。
高さ27mの「平和観音」
大谷寺から歩いてすぐの場所にあるのが『大谷公園』。大谷石の奇岩や採石場跡を活かした公園です。ここにそびえ立つ高さ27mの巨大な『平和観音』は、自然の岩壁を彫ったもの。6年の歳月をかけて、全て手掘りで造られたそうです。展望台からアップの1枚。後ろの山よりも高く見えます。
垂直に切り取られた岩山が大迫力!
「大谷資料館」に到着
次は、大谷公園から10分ほど歩いて『大谷資料館』に向かいました。若干香る寂れた雰囲気が、ワクワク感を誘います。途中に停めてあった古そうなトラック。おそらく、かつて石の運搬に使われていたのでしょうね。
大谷石を切り出した跡。もうすぐ資料館に到着です。
資料館に到着!年間平均気温8度という冷んやりした地底空間を目指し、深い階段を降りていきます。
「大谷資料館」とは、巨大な地下空間!
そう。資料館といっても、ここの見どころは大谷石を切り出した跡である、地下60m、広さ2万㎡という広大な地下空間なのです!3.11の震災後は2年ほど安全確認のために閉鎖していたのですが、2013年4月に再オープンしたそうです。どんどん潜ります!
中はとにかく広いです。ひたすら広いです。人間がこれほどの地下空間を彫ったなんて凄い! うちの子どもは、途中までここを神殿だと思って見ていました。
人の手で掘った岩肌。ここから切り出された大谷石は、旧帝国ホテルの外観・内観などとしても使用されていました。
「大谷資料館」隣のカフェでひと休み
帰りのバスの時間までひと休みした『大谷資料館』隣のカフェ。昭和チックなカトラリーが可愛らしい。餃子と大谷石の宇都宮旅行に大満足
バス停のすぐ隣は、大谷石の奇岩が連なる『大谷景観公園』。川の流れる音にも癒されます。そんなわけで、前日夜に思い立って、ほぼ無計画で訪れた初宇都宮。餃子を食べて、地上と地下に広がる大谷石の世界を堪能してと、予想以上に満足度の高い一日でした♪
(おしまい)
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