体脂肪率や内臓脂肪も計れる、TANITAの体組成計を買ってみた


10年以上使っていた体重計が壊れてしまったので、新しいものを買いにビックカメラへGOしてきました。

タニタ(TANITA)の体組成計「BC-315」を購入

売り場で何の前知識もなく選んだのは、タニタ(TANITA)の体組成計「BC-315」。税抜きで6,000円ほどでした。なんとなく1万円くらいするのかなぁと思っていたので、意外と安く済んだ印象です。ちなみにビックカメラでのお買い物は、「ビックカメラSuicaカード」でクレジットチャージしたSuicaを使った、Suica払いが断然お得。11.5%のポイント還元は大きいですよ。



カラーは、パールホワイト、メタリックグレー、メタリックグリーンの3種類。ホワイトは清潔感があって綺麗だし、グリーンもお洒落な感じで良かったけれど、結局汚れが一番目立たなそうなグレーにしましたw こういうところに小市民性が出ますね〜。



特徴1 体重だけでなく、いろいろな体組成を測定できる

この「BC-315」は「体重」の他に、「BMI」「体脂肪率」「筋肉量」「推定骨量」「内臓脂肪」「基礎代謝」「体内年齢」も測定できます。このように、脂肪、筋肉、骨といった、体を構成する組成分を推定して表示するものを、体組成計と呼ぶそうです。体重だけでなく、いろいろと分かっちゃうのは単純に楽しそうです。



特徴2 50g単位での体重測定ができる

売り場に並んだ商品は100g単位のものも多かったのですが、この商品は50g単位での細かな測定ができます。プロのスポーツ選手じゃないんだから、そこまで厳密に測る必要はないだろうけれど、どうせなら細かい方が面白いですよね。

さらに本格的なのは、初期設定で使用する地域を選ぶこと。地域による重力の誤差を解消するために、国内を5地域に分けた中から選ぶ必要があるのだそうです。日本の中で体重計に影響を与えるほどの重力差があるなんて初めて聞きました。でも、そんなことまで気にしているなんて、その本格っぽさにびっくりです。



特徴3 電源オンの操作なく、乗っただけで計測開始

普通の商品は、「ボタンを押して電源を入れて」「乗って」「おりる」という動作が必要ですが、この商品は電源を入れる必要なく、素足で乗るだけで自動的に電源が入って測定を開始します。つまり、「乗って」「おりる」、これだけで測定完了です。ちょっとした違いですが、これに慣れちゃうと電源を入れる操作が無駄に感じるようになるはずです。



特徴4 誰が乗ったかを自動認識する「乗るピタ」機能が便利

「BC-315」は、生年月日、性別、身長を5人まで登録することができます。登録済みの人が測定をすると、機械が登録者の中から測定者を自動的に認識して、結果を表示してくれちゃいます。なんて便利な機能なんでしょうか。時代は進んでいますねー。自動で認識してくれるから、測定結果に前回との増減状況も表示してくれるし、急激な増減があった場合にはピピピピとブザーが鳴って注意喚起もしてくれるそうです。電源オンの操作が不要な上に、こんなことまで操作レスなのは、本当に便利ですよね。



測定結果は、こんな風に表示されます

それでは、実際に測定した結果を見てみましょう。


まずは「体重」。ちゃんと50g単位で表示されていますねー。本格的!



次は「BMI」。体重(kg)÷身長(m)² で計算される値で、体の大きさを表す指数です。18.5以上25未満が「普通」で、理想的な値は「22」とされているそうです。21.6なら、ほぼ理想的な値といっていいのかな。ただし、BMIは身長と体重から単純に求めた値なので、体重は正常だけど体脂肪率が高いといった隠れ肥満を見つけることはできないそうです。



次に表示されるのは「体脂肪率」。体の中の脂肪の割合です。これも標準という結果が出ました。高すぎると高脂血症、高血圧、糖尿病といった生活習慣病の原因となるそうです。なお、「%」の上に表示された矢印は、前回との増減を示すもの。増えていれば「↑」、下がっていれば「↓」。変わっていなければ「→」が表示されます。



続いて「筋肉量」。本当にここまで体の大部分が筋肉なんですかね~。体重から筋肉を引いたら11kgしか残りません。とはいえこれも「標準」という表示。こんなもんでいいみたいです。



次は「推定骨量」。筋肉を引いた残りの11kgから、さらに約3kgが奪われました。筋肉と骨を除いたら8.2kgしかありません。脳やら内臓やらって、合わせてもこれだけしかないものなんでしょうかね。なんか不思議です。



内臓の隙間につく「内臓脂肪」は7.0。9.5以下なら標準だそうです。今のところ、内臓脂肪蓄積のリスクは低そうです。内蔵脂肪は皮下脂肪以上に生活習慣病の起因となるそうなので、要チェックな項目ですね。



続いて「基礎代謝」。エネルギーの消費が多い筋肉の量で決まるもので、筋肉が多いほど基礎代謝が高くなります。基礎代謝が高ければエネルギーの消費が多くなるため、太りにくくなる傾向があるそうです。なるほど、だからあんまり太らない体質なんだなぁ。



そして最後が「体内年齢」。タニタが独自の研究によって導き出した数値とのことですが、年齢が30歳や40歳であっても、20代の基礎代謝基準値と同じならば、体内年齢は20代ということになるそうです。信憑性のほどは置いとくとして、かなり若く出て嬉しい♪



いろいろな測定結果が表示されると、頑張ろうという気持ちになる

こんな風に体重以外の様々な数値が出て、しかも前回との増減まで表示されると、ただ体重を計るだけよりも「もうちょっと良くしたいな」という気持ちになりますよね。人って、数値で示されると、どうしても気になってしまうものです。

その昔、「書くだけダイエット」なんてものが流行ったりしましたが、もしかしたら体組成計を買うだけでも、ついつい数値が気になって体質の改善が期待できるかもしれませんね。
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