こたつでのパソコン作業を快適に。無印良品の「体にフィットするソファ」を買ってみた。


我が家では、こたつでパソコン作業をすることがよくあるのですが、こたつのテーブルは意外と高さがあるんですよね。どうしても肩と腕を高く上げる形になって、肩やら背中やらがつらいのです。対策として座椅子か高めのクッションが欲しいと思い続けて早数年。満を持して、「人をダメにする」とも言われる、無印良品の「体にフィットするソファ」を買ってみました。

大きいけれど、(頑張れば)手で持って帰ることも可能

「体にフィットするソファ」のサイズは幅650×奥行き650×高さ430mm。重さは約6kg。当然配達してもらうつもりだったけれど、妻が「持って帰ることもできますすか?」と聞くと、店員さんは「大丈夫ですよー」と全く問題なさげな返事。はい。この巨大な物体を手で持って帰ることになりましたw 頑張って家に着いた直後が上の写真です。食い込んだビニール紐が苦闘の跡を物語っていますね。重さよりも大きさの方が問題だけれど、大丈夫かダメかと聞かれれば、大人の男性であればギリ大丈夫でしょう。



梱包されていた大きなビニール袋を見ながら、「子供は絶対中に入って遊ぶよなー」と思っていましたが、ちゃんと空気穴が開いていました。最近は色々と考えられていますね。



本体とカバーは別売りです

でん! 巨大な「もち」の登場ですw 柔らかくって白くって、どう見てもどう触っても巨大な「もち」です。これが「体にフィットするソファ」の本体で、カバーは別売りになっています。この本体のお値段は、定価で12,600円。名前はソファだけれど、要するに大きなビーズクッションです。それにしても異様な存在感です。



選んだカバーはグレーベージュのニット素材。お値段は2,990円。カバーは素材の違いなどで、2,500円から4,990円の高級品まで各種あるようです。今は多分これが一番の普及品です。



カバーの装着完了! 意外とぴちぴちな感じです。お店の展示品は、もっと柔らかい感触でしたが、まだ新品で生地が張っているのか、思ったよりも角の立った直方体になりました。本体そのままでは、でろ〜んとしたおもちですが、カバーを付けると絹豆腐といった感じです。



置き方で、ソファのやわらかさが、大きく変わる

座椅子の代わりとして、こたつの前に置いてみました。こたつと同じくらいの存在感がありますねw お店で見るとそれほど大きくなかったのに、家に置くと突如巨大化するという、よくあるパターンですw

ちなみに、こたつも無印良品で数年前に買ったもの。たまたま無印良品で揃ったお陰で、雰囲気のマッチングはバッチリです。

ところで、「体にフィットするソファ」のカバーは、上下の広い2面が伸縮性のある柔らかい生地で、周囲の4面はしっかりとした硬めの生地になっています。最初は、なんとなく柔らかい生地の面を上にして座ってみましたが、この状態だとお尻の圧力で四方に広がろうとするビーズを周りの硬めの生地がしっかりと受け止めるため、思ったほどは体が沈みません。



こんな感じでお尻の跡が少しへこむだけで、座面はせいぜい数センチしか沈みません。予想よりもしっかりした座り心地です。



でも、逆に硬めの生地の面を上にして、伸びる柔らかい生地面が横になるように置くと、中のビーズが左右にぶにーっと広がって、断然柔らかい座り心地になりました。座る前の印象とは違って、しっかり座りたいなら柔らかい面を上、優しく包み込まれたいならしっかり面が上になるように置くのが良いようです。(説明書にもそう書いてあるんですけどねw)



「体にフィットするソファ」で、こたつでのパソコン作業は楽になった?

さて、早速「体にフィットするソファ」に座って、こたつでパソコン作業をしてみました。柔らかい面を上にした置き方だちょっと高すぎるので、硬い面を上にした置き方です。

今までは肩を左右に張り出して、腕を肩と同じ高さまで挙げているような無理な体勢でしたが、「体にフィットするソファ」のお陰で、自然に腕を下した位置にパソコンのキーボードが来るようになりました。今までとは段違いに快適です。沈んだ座面の左右は、ちょっとした肘掛けになるし、一息つきたいときには、座ったまま後ろに倒れ込めば、ソファが背中を優しく支えつつ、ほどよいストレッチ体勢にもなります。

ただ、上半身全てを預けるのにはこの大きさでもまだ足りなくて、頭や首まで支えてくれるわけではありません。本気で「人をダメにする」ならば、頭までしっかり包むだけの奥行きが必要でしょう。立ち上がるのが若干大変だというのも、ちょっとした難点として挙げられます。



とはいえ、我が家の購入目的であった、こたつでのパソコン作業の快適度アップについては、見事に期待に応えてくれました。お尻をぐりぐりして沈み込む量を変えれば、家族それぞれが最適な高さになるように自由に調整できるというのも、ビーズクッションならではの利点です。それに、大きくて柔らかいものが部屋にあるというのは、それだけでなんとなく心がなごむという効果もありますね♪
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