【美術展めぐり】GWの美術展はしご。『黒田清輝展』と『若冲展』。

2016年のGW初日。美術展当たり年を満喫すべく、上野で『黒田清輝展』と『若冲展』の美術館はしごをしてみました。東京の美術展は異常な混雑になることが多いけれど、GWなら少しは空いているのではないかという期待もあっての贅沢な計画です。

マーチエキュート神田万世橋で腹ごしらえ 

まずはその前に『マーチエキュート神田万世橋』のパンマルシェで腹ごしらえをしましょうw

マーチエキュート神田万世橋』は、秋葉原駅近くにある、旧万世橋駅の一部を再活用した商業施設。アーチ状のレンガ造りがお洒落です。



都内各地のパン屋さんが集まった『パンマルシェ』。この手のパンイベントはどこも激混みになりがちだけど、秋葉原という街の雰囲気に合わないのか、比較的ゆったりめでした。



マーチエキュート内に飾られている旧万世橋駅のジオラマ。このままレンガ造りの駅舎が残っていたら良かったのにな。



上空から。終点駅だったのかな。



現在マーチエキュートになっているのはこちら側。最初の写真と見比べると、アーチがそのまま残っているのが分かります。



上野の東京国立博物館へ 

上野へ移動。この日は新緑爽やかな、いい天気。ただ、風はすごかった。



『東京国立博物館』に到着。どのくらい風が強かったのかというと、風で枝が落ちると危ないから、ベンチにロープを張って、大きな木に近付けないようにしてあるくらい。実際、折れた枝が落ちてるし。



この時計、すっごく、、、低いw



まずは『黒田清輝展』を鑑賞 

ということで、美術館はしごの1軒目は東京国立博物館(平成館)の『黒田清輝展』。入場待ちはなく、中の混雑もほどほど。『湖畔』『野辺』『智・感・情』といった有名作はやっぱり素晴らしい。あまり黒を使わない淡い色調の絵が好きだな。

あと、予期せずミレーの『羊飼いの少女』が来ていてびっくり。観ていると絵に吸い込まれて、地平線まで広がる大地に立っている気分になる。こんなにダイナミックで力強い絵だったのかと感動しました!



鶴屋吉信売店でひと休み 

博物館内の鶴屋吉信売店でひと休み。安定の京観世。



『若冲展』は本当に素晴らしかった 

続いて、少し歩いて東京都美術館へ移動します。美術館はしごの2軒目は『若冲展』。大混雑を覚悟していたけれど、GWのお陰か平日だった前日よりもむしろ空いていたようで、30分くらいの入場待ちで入れました。

若冲はね、やっぱりすごい。すごいし、鶏とかの異常なまでの精密さと、『鳥獣花木図屏風』の像のようなデフォルメされた動物のユーモラスさと、水墨画的な草木の表現と、いろんなものが混ざり合っているのが面白い。自由に描いていて面白い。『釈迦三尊像』と『動植綵絵』の33幅が並んだ第二会場の壮観さにも盛大に感動しました。

全体的に混んではいるけれど、思ったよりはちゃんと観られて良かったな。とはいえ『群鶏図』の前はさすがにみんな殺気立って押し合いへし合いしてたけどねw



エントランスに展示してあったデジタルで動く『鳥獣花木図屏風』。この手の展示にしてはなかなか面白い。



反対側からも。それにしてもほんと無駄とも思えるまでに手の込んだ絵だったなぁ。



アメ横に来たなら、もちろん『昇龍』 

すっかり暗くなったので、アメ横の『昇龍』で餃子ライスを食べて帰ります。安定の美味しさ。それにしても、おばあちゃん元気w


というわけで、GWの都内は期待通り混雑少なめ。美術館めぐりにおすすめですよ♪

(おしまい)


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