iPhone 5sの傾きセンサーに不具合発生!?
Gunosyで流れてきて「え!?」と思ったGigazineのこちらの記事(2013年10月7日付)。『iPhone 5sの傾きセンサーにハードウェア由来の問題が生じていることが発覚』したそうで、iPhone 5sにのみ3軸ジャイロの傾きセンサーそのものに不具合があり、角度を正確に計測できない個体が多数出ているという内容です。
「そんなのたまたまじゃないの?」と思ったものの、うちにも4Sと5sがあるので、角度の計測を試してみることにしました。(ともにOSはiOS 7)
傾きセンサーの不具合を検証
左の4Sの表示は0度、右の5sは-4度を示しています。家のテーブルなので正確に水平だとは言えませんが、ビー玉を載せても転がらないのでたぶん0度のほうが近いはず。少なくとも4度も傾いているとは思えません。4度って、けっこう大きな誤差ですよね。
次はiPhoneを横位置で立ててみます。
こちらも左の4Sは0度。右の5sは-92度と、2度の差が出ています。(横位置での0度表示と縦位置での90度表示になってしまっているのは、縦位置と横位置表示の切り替えが上手くいっていないためだと思われます。)
なんということでしょう。どうやら自分の5sも傾きセンサーに問題があるようです。
さらに検証
悔しいので、いろいろと場所を変えたり、アプリの再起動を繰り返して何度か計測してみます。「コンパス」アプリは起動する際に傾きセンサーの調整画面が表示されます。調整するにはiPhoneを傾けて、中のボールを円に沿うように転がします。ボールが接したと感知した部分は円が白く塗り潰されていきます。
この調整を10回ほど繰り返したところ・・・
おお! ついに4Sも5sも0度になりました!
横位置ではどうでしょう・・・
左の4Sが90度(0度)。右の5sが-1度。
あと一歩ですが、最初に比べるとかなり良くなってきました。
アップデートで修正されました
ということで、最初こそひどい結果だったものの、調整を重ねることである程度は補正されました。とはいえ完璧とまではいかず、最終的には縦でも横でも1度くらいの誤差に落ち着いたようです。
個人的には致命的な欠陥とまではいかないけれど残念感はあるから、不具合として交換対象になったらいいんだけどなぁ(ならないだろうなぁ)。
(追記:2013年10月23日)
本日、iOS7.0.3が公開されました。
早速、アップデートしてみたところ・・・
おぉ!! ちゃんと0度表示されるようになりましたとさ。ちゃんちゃん。
(おしまい)
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