【2019年上半期】Spotifyで気になった邦楽アーティスト
2017年の秋にSpotifyを使い始めて以来、何十年も前から止まっていた「新しい音楽に出会う」という楽しみが復活しました。年をとると新しい音楽への興味がなくなって昔の曲ばかり聴くようになるとか言われるし、Spotifyでも70年代だの80年だのというプレイリストを勧めてきたりするけれど、僕は昔の曲よりも、今の新しい曲をもっと知りたいのです。 というわけで、Spotifyで出会った邦楽アーティストの中から、2019年上半期に気になった方たちをご紹介します。 やりすぎギリギリのアレンジがやみつきになる『vivid undress』 2018年に聴き始めた頃は、ちょっとアニソンぽいかな、とか、編曲に力が入りすぎて子供っぽいかな、とか思っていたけれど、色々な曲を聴き続けるうちに、すっかりやみつきになってしまったのが、『 vivid undress 』(※略称「ヴィヴィアン」)。パワフルな演奏に負けない、ヴォーカル「kiila」の力の入った歌声も実に痛快。それでいてメロディは聴きやすいポップさがあるので、広く受け入れられやすいと思います。 ハイトーンのヴォーカルがすごい、『神様、僕は気づいてしまった』 『 神様、僕は気づいてしまった 』(※略称「神僕(かみぼく)」)は、とにかくヴォーカル「どこのだれか」のハイトーンな歌声が強烈。この声はまさに唯一無二。曲自体はそこまで特筆するオリジナリティはないけれど、この声が文句なしのオリジナリティとなっています。メンバーの詳細が明かされていないミステリアスさも、若々しくていいんじゃないでしょうか。 元気でかわいい歌声が魅力的な『MOSHIMO』 名前はSHISHAMOと見間違えそうだけど、『 MOSHIMO 』は4人組のロックバンド。ヴォーカル「岩淵 紗貴(ポチ)」のちょっと子供っぽくファニーな歌声と、元気いっぱいのサウンドが、聴けば元気になるコンビネーションを生み出しています。問答無用に楽しくさせてくれるのは良いことです。 病んだ空気感に若さを感じる『ミオヤマザキ』 4人組のロックバンド『 ミオヤマザキ 』は、病んだ感じと激しいサウンドのミックスが、ある意味若々しくて、非常に良いです。真っ直ぐに元気なのも若さだけど、苦しみ悩むのも、また若さで