Google+の自動ハッシュタグを試してみた!
※Google+(グーグルプラス)は、2019年4月2日をもってサービス終了となりました。
使い始めてから2年近く経つのに、一向にブレイクする気配がないのが不思議でならない「Google+」。地味な存在ながら、TwitterやFacebookをはるかに凌ぐスピードで改良を続け、次々と新しい機能を追加しています。
そんなGoogle+に2013年5月から加わった機能のひとつが「自動ハッシュタグ」。
Google先生が投稿の文章内容や写真の画像解析を行い、自動的にハッシュタグを付けてくれるという、実に画期的なシステムです。今回は、この自動ハッシュタグがはたしてどのくらい自動的に生成されるのかを試してみました。
(※ハッシュタグとはSNS等の投稿内に「#文字列」の形で書き込むキーワードのこと。このハッシュタグを検索対象とすることで、同じ話題の投稿を探しやすくなります。ハッシュタグと言うとTwitterが有名ですが、もちろんGoogle+でも使えます。)
自動ハッシュタグを試してみた
まずは自分で手動入力する、通常のハッシュタグの場合。試すキーワードは、アニメを見てコミックを全巻買ってしまった「進撃の巨人」!
文書内で「#」に続けて打ち込んだ「進撃の巨人」がハッシュタグとして認識され、投稿の右上にも表示されます。この時、ハッシュタグ表示の右端は、濃いグレーのラインになります。
次に、Google先生が文章を解析して自動的に付けるハッシュタグに挑戦してみましょう。
今度はハッシュタグの目印である「#」を付けずに「進撃の巨人」を打ち込みます。
今度はハッシュタグの目印である「#」を付けずに「進撃の巨人」を打ち込みます。
おーー! 見事に自動ハッシュタグが付きました!
「#」を付けていないのに「進撃の巨人」をハッシュタグとして認識しました。通常と同じように投稿の右上にハッシュタグが表示されますが、右端のラインがブルーになっているのが自動ハッシュタグの識別点です。
なお、自動で付いたハッシュタグは、ハッシュタグ部分にマススオーバーすると現れる「×」をクリックすることで、削除もできます。
続いて、ハッシュタグになりそうなキーワードをたっぷり入れた投稿をしてみます。
あれ? 自動ハッシュタグが何も付きません。。。
「追いオリーブ」もダメだとはガッカリです。
試しに、再び「進撃の巨人。」と投稿してみます。
付きますね~。
もしかして、キーワードの後ろに「。」を付けた方がいいのかも。
「。」をいっぱい付けてみましょう。
ダメです。。。
キーワードが多すぎてGoogle先生が悩んでしまったのかも。
それなら「ドラえもん。」に絞ってみましょう。
ダメです。。。
「進撃の巨人」と「ドラえもん」の差は何なのさ?
もしかすると、現在話題のキーワードでないとダメなのかも。
では、開業1周年を迎えた「スカイツリー」ならどうだ!
付いた! 付きました!
やっぱり自動認識されるのは、旬なワードだけなのでしょうか。
それじゃあ、「進撃の巨人」と「スカイツリー」のダブルキーワードならどうだ!?
「進撃の巨人」だけが付きました。
Google先生、どんだけ「進撃の巨人」が好きなんでしょうか。
まぁ、自動ハッシュタグがあんまりポコポコ付いても目障りなので、自動付与はひとつに絞っているのかもしれません。複数のキーワードがある場合は、より頻繁に使用されているハッシュタグの方を選択している感じです。
最後に、投稿写真の画像解析による自動ハッシュタグもテスト。
スカイツリーの写真でどうだ!
あれ? ダメでした。
先生はまだスカイツリーのことをよく知らないのでしょうか。
とはいえ、ペンギンの写真に自動ハッシュタグが付いた例は見たことがあるので、画像解析が機能しているのは間違いないようです。しばらく経てば、スカイツリーなら自動認識してくれるようになることでしょう。
検証の結果は?
ということで、以上のテストからなんとなく推測すると・・・
- 自動ハッシュタグが付くのは、現在活発に使用されているハッシュタグのみ。
- 自動ハッシュタグが付くのは、ひとつの投稿にひとつだけ。(追記:その後、自動ハシュタグが複数付くケースも普通に見るようになりました。)
- 認識対象のハッシュタグが複数ある場合は、より活発に使用されている方が優先。
- キーワードとなりそうな単語が多すぎると、ひとつひとつの単語の重要度が下がり、その投稿のキーワードとなるハッシュタグとしての認識はしなくなる。
- 画像解析による自動ハッシュタグも着々と進化中みたいだよ。
Googleらしく日々改良(たまに改悪)されていくGoogle+。まだ未体験の方が大半だと思いますが、こんなように新機能で遊ぶ楽しみもありますので、ぜひみなさんも参加してみましょう!
(おしまい)
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