iOS 9.3で追加された新機能、「Night Shift」を早速試してみました！ 「Night Shift」とは、目に悪いと言われる液晶画面からのブルーライトをカットする機能。カットというか、画面の色味をオレンジ掛かった暖色系にして、青い光を減らそうというものです。 実際の比較写真も載せてあります。 まずはiOSを9.3にアップデートし、「設定」から「画面表示と明るさ」の項目を見てみましょう。 「Night Shift」の項目が増えています。 「時間指定」「手動で明日まで有効にする」「色温度」の各項目があります。 「時間指定」では、Night Shiftを有効にする時間帯を指定できます。 「手動で明日まで有効にする」をオンにすると、すぐにNight Shiftがオンになり、翌日になるまで有効になります。 「色温度」ではNight Shiftになっている間の画面の色温度（色合い）を調整できます。左の「冷たく」に動かすほど通常時と同じ明るい色になり、右の「温かく」に動かすほど、オレンジ色っぽい青みを抑えた色になります。上の写真の画面はNight Shiftオフの通常時の色です。 Night Shiftをオンにし、色温度を「冷たく」と「温かく」の中間にした場合の画面です。思った以上にオレンジ色が強い印象です。確かに目への刺激が弱い感じで、暗闇で見ていると眠くなってきそうです。 色温度を一番「温かく」した状態の画面です。夕焼けかと思うほどに強いオレンジ色です。目にはさらに優しいのでしょうが、写真などを見ても本来の色が分からないレベルですね。どの程度まで色温度を変えるか、いろいろ試して最適解を見つけましょう。 ちなみに画面下部のコントロールセンター最下段中央にも、Night Shiftのアイコンが追加されています。このアイコンをタップすると、即座にNight Shiftのオン・オフの切り替えができます。 というわけで、予想以上に色味の変化幅の広いNight Shift機能。寝る前についついiPhoneやiPadを見てしまって目が冴えてしまうという人は、この機能で眠りにつきやすくなるかもしれませんね。 （おしまい） 関連記事 ■